従来の総合的支援に組み込まれていた言語聴覚訓練を、より専門的に実施致します。
コミュニケーションや食べる機能の発達に遅れをもつ児童への言語・聴覚障害、吃音、摂食・嚥下機障害の改善を支援します。乳幼児~未就学児を対象に一人一人の発達を評価し、個人別の指導プログラムにそって、きめ細かく指導をすすめます。言語療法は、言語聴覚士を中心としながらも、医師・歯科医師などの医療専門職、作業療法士、理学療法士、児童指導員・保育士・公認心理士などの保健・福祉・機能訓専門職とチームで連携しながら行われます。また医療機関での言語療法訓練では回数が少ないと思われる方の支援を補完いたします。日英バイリンガルでの言語聴覚支援にも対応しております。
◯対象:出生時難聴児、幼児期発語困難児、重複障害罹患児
(言語発達障害、発声・発語障害・構音障害・吃音、摂食嚥下障害、難聴児早期支援等)
※ハビリテーション(habilitation)は、特に医療やリハビリテーションの分野で使われる用語です。これは、障害を持つ人々が日常生活をより自立して送るためのスキルや能力を習得するプロセスを指します。リハビリテーション(rehabilitation)が失われた機能の回復を目指すのに対し、ハビリテーションは新しいスキルの習得や適応を重視します。
言語聴覚支援センターは、発達に課題のある児童に対して全人的な発達を実現し、早期発見・早期療育を基本とした心身の健康的な領域を含む総合的な療育支援を行うことを目的とします。